てんろ【転炉】 高炉(こうろ)でつくられた溶融状(ようゆうじょう)の銑鉄(せんてつ)を原料(げんりょう)にして鋼(こう)をつくる製鋼炉(せいこうろ)の一種(いっしゅ)。銑鉄(せんてつ)を鋼(こう)に転化する炉(ろ)という意味と,つぼ形の炉体(ろたい)を360度自由に回転して溶湯(ようとう)を流すことができるために転炉(てんろ)といわれている。◇製造費(せいぞうひ)がたいへん安く簡単(かんたん)な操作(そうさ)で多量(たりょう)に製鋼(せいこう)できる。