ドイツかくめい【ドイツ革命】

第一次世界大戦末期(たいせんまっき），ドイツ帝国(ていこく）におこった革命(かくめい）。十一月革命(かくめい）ともよばれる。1918年11月3日，キール軍港(ぐんこう）の水兵(すいへい）の反乱(はんらん）に始まり，労働(ろうどう）者・兵士(へいし）の評議(ひょうぎ）会が全土に広まった。9日，ベルリンの宮殿(きゅうでん）が赤旗(あかはた）でかこまれるなかで皇帝(こうてい）は退位(たいい）。11日，臨時政府(りんじせいふ）が休戦協定(きゅうせんきょうてい）に調印(ちょういん）して第一次世界大戦(たいせん）が終了(しゅうりょう）。その後革命(かくめい）の社会主義(しゅぎ）化をめざす動きをおさえ，翌年(よくねん）ワイマール共和国(きょうわこく）が発足した。