**どう【銅】

元素(げんそ)記号Cu,原子番号29,原子量(りょう)63.5の金属元素(きんぞくげんそ)。黄銅鉱(おうどうこう)・赤銅鉱(せきどうこう)などを溶鉱炉(ようこうろ)の中でとかし,さらに転炉(てんろ)に入れて粗銅(そどう)をつくり,これを電解精錬(でんかいせいれん)する。赤色の金属光沢(きんぞくこうたく)のあるきれいな金属(きんぞく)で,展延性(てんえんせい)にとみ,強さがある。常温(じょうおん)の乾燥(かんそう)した空気の中では安定で,化学変化(へんか)しにくいが,二酸化炭素(にさんかたんそ)をふくむしめった空気中に長い時間おくと,塩基性(えんきせい)炭酸塩(たんさんえん)(緑青(ろくしょう),または青さび)などが表面にできる。電線・建築用材(けんちくようざい)・理化学器械(きかい)・青銅(せいどう)・黄銅(おうどう),そのほかの合金などに用いられる。電気の良導体(りょうどうたい)なので,電気産業(さんぎょう)の発達(はったつ)とともに需要(じゅよう)がのびている。主産地(さんち)はチリ・アメリカ合衆国(がっしゅうこく)・ペルーなど。

コーチ

 熱(ねつ)および電気の伝導率(でんどうりつ)は銀に次いで大きい。

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