天気図上で気圧が等しい点をむすんだ線。ふつう天気図の縮尺の大小に応じて2または4hPa(ヘクトパスカル)ごとにえがく。地上の気圧は平均海面の値に補正されているので,等圧線はちょうど地図の等高線のように気圧の高低を示す。高気圧・低気圧・気圧の谷・気圧の尾根などの位置や強さなどがわかる。等圧線の間隔がせまい所は気圧の差(気圧傾度)が大きく,風が強い。また,北半球では風は等圧線に垂直ではなく,右にそれてふく。
コーチ
等圧線は,たがいに交わったり,
枝分かれしたり,
途中で消えてしまうことはなく,また,天気図の
端までのびているか,とじて円形やだ円形になっている。