4年に1度,全国いっせいに行われる,地方公共団体の首長・議会議員の選挙。地方公共団体の首長・議会議員は4年が任期であるから,解職などによって任期がとぎれた場合をのぞいて,1947(昭和22)年の第1回目の選挙以来,かならず4年ごとに選挙が行われることになる。基本的には4月に,都道府県知事・議会議員と指定都市の市長・議会議員を選ぶ前半と,それ以外の市と特別区と町村の首長・議会議員を選ぶ後半とに分けられて選挙が行われる。◇2011(平成23)年4月の統一地方選挙は,3月に発生した東日本大震災の影響で,はじめて,被災地域にかぎって延期された。