とうおんせん【等温線】 気温分布(ぶんぷ)を示(しめ)すために,地図上で気温の等しい点をむすんだ線。気団(きだん)はほぼ一様な性質(せいしつ)の空気のかたまりなので,寒暖(かんだん)両気団(きだん)の境(さかい),すなわち前線付近(ふきん)が等温線のこんだところである。風向と等温線が平行ならば気温変化(へんか)は少なく,こんだ等温線が風向と交わっているところでは,気温の急変(きゅうへん)がある。