とうさんさい【唐三彩】 中国,唐(とう)時代に焼(や)かれた陶器(とうき)。白地に褐色(かっしょく)ゆう・緑ゆうをかけたものと,さらに藍(あい)色ゆうをくわえたものなどがある。皿やつぼなど実用品もあるが,人物やラクダ・ゾウなど副葬(ふくそう)品としてつくられたものも多い。形状(けいじょう)・文様など,西域(せいいき)文化の影響(えいきょう)が強く出ている。