とうじ【杜氏】 酒づくりの職人(しょくにん)を統率(とうそつ)する責任(せきにん)者,または酒づくりの職人(しょくにん)の総称(そうしょう)。「とじ」ともいう。農村の農閑(のうかん)期を利用して冬季(とうき)に酒造(しゅぞう)地に出かせぎに行き,冬の間酒づくりに従事(じゅうじ)する。兵庫(ひょうご)県の丹波杜氏(たんばとうじ),広島(ひろしま)県の三原杜氏(みはらとうじ),新潟(にいがた)県の越後杜氏(えちごとうじ)などが有名である。