品詞の1つ。「走る・歩く・来る・する」のように,人やものの動作・作用・状態などを表す単語で,自立語で用言に属し,活用する。また,それだけで文の述語になることができ,言いきったとき(終止形)の形は,ごく一部の文語動詞(「有り」など,ラ変動詞の4語)をのぞいて,ウ段で終わる。
用例
「
泣く(naku)」「帰る(kaeru)」など。
働きの上からは,「〜を」「〜に」のように,他に対してはたらきかける動作・作用を表す
他動詞と,
単独で主語の
状態をさししめす
自動詞に分けられる。◇そのほか,「聞ける」「読める」のように,動作・作用ができることを表す
可能動詞,
動詞本来の意味がうすれ,他の語について
補助的な意味をそえる形式
動詞などもある。