奈良時代に聖武天皇が建立した大寺院。奈良市雑司町にある華厳宗の大本山で,別称を金光明四天王護国之寺という。本尊の大仏(盧舎那仏)は,752年に開眼式を行った。その後,1180年と1567年に兵火で焼かれたが,重源や公慶らの努力でそのつど再建された。現在の大仏殿は江戸時代のもので創建当時の約7割の規模しかないが,木造建築としては世界最大級。法華堂(三月堂)には不空羂索観音像など,天平時代の代表的仏像が安置されている。
近鉄奈良駅下車,バス約7分。
コーチ
南大門は
鎌倉時代のもので,
大仏様による
建築。