どうてい【道程】 高村光太郎(たかむらこうたろう)の第1詩集。1914(大正3)年刊(かん)。詩集の前半には,人生や芸術(げいじゅつ)に対する迷(まよ)いやいらだちにみちた作品が,後半には白樺派(しらかばは)に近づいたころの理想主義的傾向(しゅぎてきけいこう)の作品がおさめられている。「道程(どうてい)」「冬の詩」「牛」などの詩がよく知られている。