*とうみん【冬眠】 温帯(おんたい)地方以北(いほく)で,動物が寒い冬のあいだ活動を停止(ていし)し,地中の穴(あな)の中などで,ねむってすごすこと。そのあいだエネルギーの消耗(しょうもう)を極端(きょくたん)に少なくするため,脈拍(みゃくはく)も呼吸(こきゅう)もひじょうに少なくなり,ほとんど仮死状態(かしじょうたい)となる。カタツムリ・カエル・ヘビなど変温(へんおん)動物に広く見られ,哺乳類(ほにゅうるい)でもヤマネ・コウモリは冬眠(とうみん)する。◇クマは厳密(げんみつ)な意味での冬眠(とうみん)はしない。