とうやこ【洞爺湖（北海道の町）】

北海道(ほっかいどう）南西部，内浦湾(うちうらわん）に面し洞爺(とうや）湖の北・西・南西岸と中島の一部をしめる町。火山灰台地が広く，農業は豆類(るい）・ジャガイモ・テンサイなどの生産(せいさん）と畜産(ちくさん）が行われる。漁業(ぎょぎょう）は内浦湾(うちうらわん）でのホタテガイ・ワカメ養殖(ようしょく）やコンブ漁(りょう）などが中心。洞爺(とうや）湖は洞爺(とうや）湖温泉(おんせん）を基地(きち）とする観光(かんこう）地で，近くに昭和新山(しんざん）や有珠(うす）山などがある。一帯(いったい）は支笏洞爺(しこつとうや）国立公園に属(ぞく）する。JR室蘭(むろらん）本線が海岸沿(ぞ）いに通じ，道央(どうおう）自動車道のインターチェンジがある。◇2006（平成(へいせい）18）年3月，虻田(あぶた）町と洞爺(とうや）村が合併(がっぺい）して成立(せいりつ）。人口：9800（2013年）。