とかちおきじしん【十勝沖地震】 1968(昭和43)年5月16日,青森(あおもり)県東方沖(おき)の日本海溝(かいこう)北部のプレート境界(きょうかい)に発生した,マグニチュード7.9の巨大地震(きょだいじしん)。青森(あおもり),函館(はこだて)などで震度(しんど)5,北海道(ほっかいどう)から本州中部地方まで有感。青森(あおもり)県を中心に被害(ひがい),死者52人,負傷(ふしょう)者330人,全壊(ぜんかい)家屋673。津波(つなみ)は三陸沿岸(さんりくえんがん)で3〜5m。◇鉄筋(てっきん)コンクリート建物(たてもの)の被害(ひがい)が目だち,この地震(じしん)をきっかけに柱の設計法(せっけいほう)がかわった。