どくガス【毒ガス】 一般(いっぱん)には人や家畜(かちく)などに有害(ゆうがい)な気体をいうが,主として化学兵器(へいき)として人をころしたりするのに使う気体。有毒(ゆうどく)な気体を発生する液体(えきたい)や固体(こたい)もふくめる。1925年のジュネーブ議定(ぎてい)書でその使用が禁止(きんし)されている。◇近代戦(せん)で最初(さいしょ)に使われたのは第一次世界大戦(たいせん)にイープル(ベルギーの北西部)の戦いで使われた塩素(えんそ)ガス。