*とくがわひでただ【徳川秀忠】 (1579〜1632)江戸幕府(えどばくふ)の第2代将軍(しょうぐん)。徳川家康(とくがわいえやす)の3男で,1605年に将軍職(しょうぐんしょく)をついだ。家康(いえやす)の方針(ほうしん)をよくまもり,幕府組織(ばくふそしき)の整備(せいび),有力大名の取りつぶしによる幕府(ばくふ)の権威(けんい)の強化,朝廷(ちょうてい)や仏教(ぶっきょう)界に対する統制(とうせい)などによって幕府(ばくふ)の基礎(きそ)をかためた。