トックリバチ 昆虫類(こんちゅうるい) ハチ目(もく) スズメバチ科(か)のなかのトックリバチ属(ぞく)のハチをいう。狩人(かりゅうど)バチの一種(いっしゅ)。腹部(ふくぶ)第1節(せつ)が長い柄(え)(腹柄(ふくへい))のようになっており,単独(たんどく)生活をおくる。どろで草の茎(くき)や小枝(こえだ)にとっくり形の巣(す)をつくる。この中にシャクガの幼虫(ようちゅう)を運んで幼虫(ようちゅう)のえさとする。種類(しゅるい)によって巣(す)のつくり方にちがいがある。◇ミカドトックリバチのことを単(たん)にトックリバチということもある。分布(ぶんぷ):本州・四国・九州。