とつぜんへんい【突然変異】 染色体(せんしょくたい)の異常(いじょう)や,遺伝子(いでんし)の変化(へんか)によって,生物体のもつ形質(けいしつ)の一部が変化(へんか)する現象(げんしょう)。中間段階(だんかい)がなく不連続(ふれんぞく)の変化(へんか)であって,子孫(しそん)に遺伝(いでん)する。遺伝子(いでんし)の変異(へんい)による遺伝子突然変異(いでんしとつぜんへんい)と,染色体(せんしょくたい)の変異(へんい)による染色体突然変異(せんしょくたいとつぜんへんい)がある。園芸品種(えんげいひんしゅ)など栽培(さいばい)植物には,突然変異(とつぜんへんい)で生じたものを,ほかのものから分離(ぶんり)・固定(こてい)させたものが多い。コーチ 人工的(じんこうてき)に突然変異(とつぜんへんい)をおこさせることもでき,とくに倍数体などが広く利用(りよう)されている。