とっとりじしん【鳥取地震】 1943(昭和18)年9月10日,日本海側(がわ)の鳥取付近(とっとりふきん)に発生した,マグニチュード7.2の内陸(ないりく)直下型地震(がたじしん)。鳥取(とっとり)市西方に鹿野断層(しかのだんそう)と吉岡断層(よしおかだんそう)が出現(しゅつげん)。鳥取(とっとり)市周辺(しゅうへん)のせまい範囲(はんい)で震度(しんど)6,死者1083人,全壊(ぜんかい)家屋7000余(よ)。ほぼ6か月前に,同じ場所でマグニチュード6クラスの前駆地震(ぜんくじしん)が2つ発生。傾斜(けいしゃ)計に6時間前から異常(いじょう)な変動(へんどう)を記録(きろく)した。日本における顕著(けんちょ)な地震前兆(じしんぜんちょう)の例(れい)。