ドビュッシー(クロード=) (1862〜1918)フランスの作曲家。10歳(さい)でパリ音楽院に入学。22歳(さい)でローマ大賞(たいしょう)を受け,イタリアに留学(りゅうがく)。多くの詩人・画家と交わり,また文学・絵画からも影響(えいきょう)を受け,『牧神(ぼくしん)の午後への前奏曲(ぜんそうきょく)』で独自(どくじ)のスタイルを打ち出した。印象主義(いんしょうしゅぎ)音楽を創造(そうぞう)し,音色と情緒(じょうちょ)やふんいきを大切にした。交響(こうきょう)詩『海』,ピアノ曲『子どもの領分(りょうぶん)』など。