ド=フリース(ユーゴー=) (1848〜1935)オランダの植物学者。植物の呼吸(こきゅう)・虫こぶ・原形質分離(げんけいしつぶんり)などの研究から,後半生は遺伝(いでん)と変異(へんい)の研究に主力を注ぎ,1900年コレンス・チェルマックらとそれぞれ独立(どくりつ)にメンデルの法則(ほうそく)を再(さい)発見した。また1901年,オオマツヨイグサの変異(へんい)の観察(かんさつ)にもとづいて突然変異説(とつぜんへんいせつ)を発表,進化論(ろん)や遺伝(いでん)学に影響(えいきょう)をあたえた。