とみおか【富岡(福島県の町)】 福島県(ふくしまけん)東部(とうぶ),太平洋(たいへいよう)に面(めん)する町(まち)。かつては陸前浜街道(りくぜんはまかいどう)の宿駅(しゅくえき)だった。縄文時代(じょうもんじだい)・弥生時代(やよいじだい)などの遺跡(いせき)が数多(かずおお)く残(のこ)る。原始信仰(げんししんこう)に起源(きげん)をたどる麓山(はやま)の火祭(ひまつ)りは,約(やく)400年の歴史(れきし)をもつ伝統行事(でんとうぎょうじ)。南(みなみ)の楢葉町(ならはまち)にまたがる地域(ちいき)に東京電力福島第二原子力発電所(とうきょうでんりょくふくしまだいにげんしりょくはつでんしょ)がある。人口(じんこう):1.4万(まん)(2016年)。◇2011(平成(へいせい)23)年3月の東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)の際(さい)には,津波(つなみ)によって大(おお)きな被害(ひがい)を受(う)けた。同時(どうじ)に発生(はっせい)した福島第一原子力発電所事故(ふくしまだいいちげんしりょくはつでんしょじこ)により避難指示(ひなんしじ)が出(だ)され住民(じゅうみん)が避難(ひなん)したが,2017年4月1日に一部地域(いちぶちいき)を除(のぞ)き解除(かいじょ)された。