トリトン 海王星の衛星(えいせい)の1つ。1846年に実視観測(じっしかんそく)で発見され,14等級の明るさがある。半径(はんけい)1353kmとかなり大きい衛星(えいせい)で,軌道(きどう)は衛星(えいせい)ネレイドよりも海王星に近く,約(やく)5.9日の周期(しゅうき)で回っている。ほかの衛星(えいせい)と異(こと)なり逆(ぎゃく)向きに回っているので,太陽系(けい)を回る天体がとらえられたとも考えられている。◇メタンをふくむ大気の存在(そんざい)や,火山の痕跡(こんせき)らしきものが確認(かくにん)されている。