とりはまかいづか【鳥浜貝塚】 福井(ふくい)県若狭(わかさ)町鳥浜(とりはま)にある,低湿(ていしっ)地にいとなまれた縄文(じょうもん)時代の貝塚(かいづか)。低湿(ていしっ)地のため丸木舟(まるきぶね)・石斧(せきふ)の柄(え)・漆器(しっき)・編物(あみもの)・縄(なわ)などが豊富(ほうふ)に出土した。さらに大陸原産(たいりくげんさん)のシソ・エゴマ・ゴボウなど,渡来栽培(とらいさいばい)植物の発見は,縄文(じょうもん)時代の農耕(のうこう)の可能性(かのうせい)をほのめかす。