トレーサビリティ 食品がいつ,どこで作られ,どういう流通経路(けいろ)で店頭にならんだかという生産(せいさん)流通履歴(りれき)を,消費者(しょうひしゃ)がさかのぼって追跡(ついせき)できる制度(せいど)。食品の安全性(せい)が問題にされるなか,まず牛肉のBSE(ビーエスイー)(狂牛病(きょうぎゅうびょう))問題をうけて2004(平成(へいせい)16)年12月,牛肉トレーサビリティー法(ほう)が施行(しこう)。店頭で精肉(せいにく)としてならぶすべての牛肉には牛の個体(こたい)の識別(しきべつ)番号がつけられるようになった。