南太平洋,トンガ諸島の約170のサンゴ礁・火山島からなる国。政体は立憲君主制で,元首は国王。首都ヌクアロファ。主島はトンガタプ島。熱帯海洋性気候で,ココナツ・コプラ・バニラが主産物。近年は日本向けのカボチャ栽培がさかん。古くからの王国で,1900年イギリス保護領となり,1970年に独立して,イギリスにならって立憲君主制を定めた。国王が強大な権力をもっているが,近年は王権の制限をめざす民主化運動が高まっている。面積:650km2,人口:10万。
〔国名の由来〕
ポリネシア語で「南」を意味し,サモアからみて南に
位置することによる。
〔国旗の由来〕
キリスト教国であることを
十字架で表す。白は
純血,赤はキリストの
聖なる血を表す。
旗は独立
以前からトンガの
旗として知られていた。