ないぶんぴつせん【内分泌腺】 腺細胞(せんさいぼう)から直接体液(ちょくせつたいえき)中または血液(けつえき)中に分泌(ぶんぴつ)する腺(せん)のこと。脊椎(せきつい)動物には脳下垂体(のうかすいたい)・甲状腺(こうじょうせん)・副甲状腺(ふくこうじょうせん)・すい臓(ぞう)・副(ふく)じん・精巣(せいそう)・卵巣(らんそう)などがある。その他昆虫類(こんちゅうるい)のアラタ体・前胸腺(ぜんきょうせん),エビのサイナス腺(せん)も内分泌腺(ないぶんぴつせん)としてはたらく。内分泌腺(ないぶんぴつせん)の分泌(ぶんぴつ)物は内分泌液(ないぶんぴつえき)とよばれ,いわゆるホルモンをふくんでいる。コーチ外分泌腺(がいぶんぴつせん)のように,分泌液(ぶんぴつえき)を分泌管(ぶんぴつかん)によって分泌(ぶんぴつ)するのではない。