ながおかきょう【長岡京】 784年,桓武天皇(かんむてんのう)が現在(げんざい)の京都府向日(きょうとふむこう)市・長岡京(ながおかきょう)市付近(ふきん)に造営(ぞうえい)を始めた都。造営使長官藤原種継(ぞうえいしちょうかんふじわらのたねつぐ)が暗殺(あんさつ)されたのち,事件(じけん)がつづいたので,794年に造営(ぞうえい)は中止され,平安京に遷都(せんと)した。◇近年の調査(ちょうさ)で内裏(だいり)(天皇(てんのう)の住まい)の跡(あと)などが明らかになり,宮跡(きゅうせき)は史跡(しせき)に指定されている。