なかがい【仲買】 商品の売り手と買い手の間に入って,販売(はんばい)あるいは買い付(つ)けを円滑(えんかつ)にすること。農産(のうさん)物や生鮮食料(せいせんしょくりょう)品をあつかう卸売(おろしうり)市場などでは,全国から販売(はんばい)を委託(いたく)された,腐敗(ふはい)や変質(へんしつ)しやすい商品を短時間に大量(たいりょう)に販売処理(はんばいしょり)しなければならない。そのため,卸(おろし)業者と仕入れにくる小売(こうり)商との中間に仲買(なかがい)が必要(ひつよう)になる。◇仲買(なかがい)をする仲買(なかがい)人は自分の得意(とくい)先の小売商の要求(ようきゅう)を熟知(じゅくち)して,要求(ようきゅう)に応(おう)じた商品を競(せ)り落とし,小売商に販売(はんばい)する。