なかつかさしょう【中務省】 古代,律令制(りつりょうせい)の八省(はっしょう)の1つ。侍従(じじゅう),詔勅(しょうちょく)の点検(てんけん),副署(ふくしょ)など天皇(てんのう)の秘書局的(ひしょきょくてき)な面とともに,僧尼(そうに)の名籍(めいせき),諸国(しょこく)の戸籍(こせき)のことなど,宮中におけるいっさいの政務(せいむ)をつかさどった。