なすからすやま【那須烏山(栃木県の市)】 栃木(とちぎ)県中東部,那珂(なか)川ぞいにある田園都市。江戸(えど)時代,烏山(からすやま)は城下町(じょうかまち),和紙・タバコの産地(さんち)としてさかえた。7月の山あげ祭りが有名で,特産(とくさん)の烏山(からすやま)和紙でつくった“山”とよばれる高さ10m前後の舞台背景(ぶたいはいけい)をすばやい動作でセットし,舞台(ぶたい)で狂言(きょうげん)を演じる。南那須(みなみなす)は,農業がさかんだが,近年は,工業団地(だんち)・住宅団地(じゅうたくだんち)がつくられ,宇都宮(うつのみや)市への通勤(つうきん)者も多い。◇2005(平成(へいせい)17)年10月1日,南那須(みなみなす)町・烏山(からすやま)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:3.0万。