なすのはら【那須野原】 栃木(とちぎ)県北東部,那須岳(なすだけ)の南東側(がわ)すそ野に発達(はったつ)した火山性扇状(せいせんじょう)地。水が得(え)にくいために長く開拓(かいたく)されなかったが,明治(めいじ)時代に那須疏水(なすそすい)が引かれ,畑地(タバコ・穀類(こくるい)など)や牧場(ぼくじょう)が開かれた。国道4号線ぞいに工場が進出している。