なんかいトラフ【南海トラフ】 駿河湾(するがわん)から九州東方沖(おき)にかけての海底(かいてい)につらなる,深さ4000mの細長い溝(みぞ)。フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈(しず)みこむ境界(きょうかい)にあり,活動が活発な活断層(かつだんそう)となっている。南海トラフの内側(がわ)では約(やく)100〜200年ごとに巨大地震(きょだいじしん)がおこっており,今後もマグニチュード9クラスの地震(じしん)がおこると予想されている。◇2012(平成(へいせい)24)年に国の有識者会議(ゆうしきしゃかいぎ)は,南海トラフで巨大地震(きょだいじしん)がおこると,地震(じしん)と津波(つなみ)によって最悪(さいあく)の場合約(やく)32万人の死者が出ると発表した。⇒トラフ