なんせいしょとう【南西諸島】

九州の南方海上につらなる多くの島々の総称(そうしょう）。大隅諸島(おおすみしょとう）・吐噶喇(とから）列島・奄美群島(あまみぐんとう）で構成(こうせい）される鹿児島(かごしま）県の薩南諸島(さつなんしょとう），沖縄諸島(おきなわしょとう）・先島諸島(さきしましょとう）で構成(こうせい）される沖縄(おきなわ）県の琉球諸島(りゅうきゅうしょとう）をまとめたよび名。これらは弧状(こじょう）にならび，本土弧状(こじょう）列島の延長(えんちょう）をなすしゅう曲山脈(さんみゃく）の頂上(ちょうじょう）部分だが，サンゴ礁(しょう）になっているものが多い。雨量(うりょう）が多く，台風がよく襲来(しゅうらい）する亜熱帯(あねったい）海洋性気候(せいきこう）。サトウキビ・パイナップルなどが栽培(さいばい）されている。近年，観光(かんこう）事業がさかん。

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