大韓民国の金大中大統領(当時)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記との,朝鮮半島が分断してから初の首脳会談。2000年6月北朝鮮の平壌での両首脳の会談は,朝鮮半島が南北に分断されて55年,朝鮮戦争がおこってから50年目の歴史的なできごと。
会談では,
(1)統一問題は民族同士で自主的に解決,
(2)南の連合制案と北の連邦制案の共通性をみとめて統一をめざす,
(3)離散家族訪問団の交換,
(4)経済協力による民族経済の発展などで合意。
◇同年8月15日離散家族の再会がはじめて実現した。