にいがたけんちゅうえつおきじしん【新潟県中越沖地震】 2007(平成(へいせい)19)年7月16日に,新潟(にいがた)県柏崎沖(かしわざきおき)の海底下約(かいていかやく)17kmに発生したマグニチュード6.8の地震(じしん)。最大(さいだい)震度(しんど)6強を新潟(にいがた)県柏崎(かしわざき),長岡(ながおか),長野県飯綱(いいづな)町で観測(かんそく)。大陸側(たいりくがわ)のプレート中で発生した内陸型(ないりくがた)の地震(じしん)だった。死者11名,負傷者約(ふしょうしゃやく)1990名,家屋全壊約(ぜんかいやく)1080。被害(ひがい)は,3年前の新潟(にいがた)県中越地震(ちゅうえつじしん)よりは少なかったものの,東京電力柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原子力発電所での建物の破損(はそん)・火災(かさい),機材破損(きざいはそん),放射能汚染(ほうしゃのうおせん)水の流出などが大きな問題となった。