2004(平成16)年10月23日午後5時56分ごろ,新潟県の中部地方で発生した直下型地震。新潟県川口町(今の長岡市)では震度7,長岡市・小千谷市でも震度6強を記録,マグニチュードは6.8。死者はショック死と避難後の疲労死をふくめると40人以上,負傷者は約2900人,被害をうけた住宅は5万戸にのぼる。山深い地域のため孤立してしまった地区では全村避難したり,復旧をあきらめて集落を捨てた人びともいる。くわえて,日本有数の豪雪地帯のため,冬になり被害にあった住宅が雪の重みによって倒壊する事故があいついだ。