にかほ(秋田県の市) 秋田(あきた)県南西部,日本海ぞいの鳥海(ちょうかい)山のふもとにある田園都市。農業では,稲作(いなさく)や長ネギなどの畑作が主。電子機器(きき)部品メーカーの発祥(はっしょう)の地として,エレクトロニクス関係(かんけい)の工場もある。仁賀保(にかほ)高原には,国内最大(さいだい)級の風力発電施設(しせつ)がある。松尾芭蕉(まつおばしょう)の『おくのほそ道(みち)』の句(く)にある象潟(きさかた)は,その後の象潟地震(きさかたじしん)で陸地(りくち)となり,現在(げんざい)は国の天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定されている。◇2005(平成(へいせい)17)年10月1日,仁賀保(にかほ)町・金浦(このうら)町・象潟(きさかた)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:2.8万。