ニゴイ【<似鯉>】 川の中下流域(いき)・湖・池にすみ,とくに砂(さ)れき底(てい)をこのむ。コイのなかまの中では,よごれた環境(かんきょう)に強い傾向(けいこう)がある魚。種名(しゅめい)はコイに似(に)た魚という意味だが,コイとは体形や背(せ)びれの長さがかなりちがうので,区別(くべつ)は簡単(かんたん)につく。おもに,水生昆虫(こんちゅう)や小型(こがた)の貝類(るい)などを食べる。ふつう3〜4年で成魚(せいぎょ)となる。全長20〜45cm。分布(ぶんぷ):本州・四国・九州。(硬骨魚類(こうこつぎょるい) コイ目 コイ科)