ニコライエフスクナアムーレ ロシア連邦(れんぽう)ハバロフスク地方のアムール川河口(かこう)の港湾(こうわん)都市。1850年に軍(ぐん)の見張(は)りのための詰(つ)め所として建設(けんせつ)され,「尼港(にこう)」の日本名もある。1920(大正9)年には,シベリア出兵(しゅっぺい)中の日本軍(ぐん)と旧(きゅう)ソ連(れん)のパルチザン遊撃体(ゆうげきたい)との衝突事件(しょうとつじけん)「尼港事件(にこうじけん)」が起こり,日本軍(ぐん)はここと北樺太(からふと)(サハリン)を占領(せんりょう)した。船舶修理(せんぱくしゅうり)・水産(すいさん)物加工(かこう)業などの産業(さんぎょう)がある。