西アフリカの内陸部にある国。政体は共和政で,元首は大統領。首都ニアメ。国土は平均高度300mほどの高原で,中央部に山地がある。北部はサハラ砂漠に属する乾燥地。南部はサバナで,住民の大部分が集中する。サヘル地域に位置するため,降水量は全体に少ない。農業はニジェール川流域で米・綿花・ラッカセイなどを栽培し,周辺の乾燥地では牧畜が行われる。鉱物資源はウラン鉱が主で,最も重要な輸出品。繊維・食品加工などの工業は小規模。1922年にフランス領西アフリカの一部となり,1960年独立。面積:126.7万km2,人口:1551万。
国名の由来
ニジェール川に由来。ニジェールはラテン語で「黒い」の意味。
国旗の由来
オレンジは独立革命,白は平和,緑は繁栄を表し,円は太陽を示す。国旗全体で砂漠の緑地化して,国の発展をはかろうということを表す。