*にしきえ【錦絵】 浮世絵(うきよえ)版画(はんが)の一様式名で,多色刷(ず)りのものの総称(そうしょう)。鈴木春信(すずきはるのぶ)の絵が最初(さいしょ)で,18世紀(せいき)の半ば以降(いこう),江戸(えど)を中心にさかんになった。錦絵(にしきえ)とは,その版画(はんが)の美しさ(10色以上(いじょう)の色ですり,色を重ねることで中間色の使用も可能(かのう))からつけられた名称(めいしょう)である。⇒浮世絵(うきよえ)