にしきがわ【錦川】 山口(やまぐち)県周防(すおう)山地に源(みなもと)を発し,東流して広島湾(ひろしまわん)に注ぐ,県下第1の川。岩国(いわくに)川ともよばれる。流域(りゅういき)は早くから林業で知られ,水力発電もさかん。錦(にしき)川総合(そうごう)開発の中心事業で,向道(こうど)ダム・菅野(すがの)ダムをつくり,周南(しゅうなん)工業地域(ちいき)の中心部に水と電力を供給(きょうきゅう)する。◇下流にかかる錦帯橋(きんたいきょう)(1953年に復元(ふくげん))は日本3名橋の1つ。長さ:110km。