にほんかいちゅうぶじしん【日本海中部地震】 1983(昭和58)年5月26日正午ごろに秋田(あきた)県沖約(おきやく)100kmの海底(かいてい)で発生したマグニチュード7.7の地震(じしん)。秋田(あきた)・むつ・深浦(ふかうら)で震度(しんど)5を記録(きろく)した。震源(しんげん)の深さは14kmで,地震(じしん)発生後間もなく津波(つなみ)がおしよせたため,北海道(ほっかいどう)から山陰(さんいん)までの日本海沿岸(えんがん)に大きな被害(ひがい)をもたらした。死者104人(津波(つなみ)によるもの100人)・負傷(ふしょう)者163人,家屋全壊(ぜんかい)934・半壊(はんかい)2115・流失(りゅうしつ)52,船舶沈没(せんぱくちんぼつ)・流失(りゅうしつ)706。