ニホンカワウソ カワウソ類(るい)の日本特産種(とくさんしゅ)。河川(かせん)や海岸などの水辺(みずべ)にすみ,かつては全国各地(かくち)で見られた。しかし,現在(げんざい)は激減(げきげん)し,四国の愛媛(えひめ)・高知(こうち)両県の海岸ぞいにきわめて少数が生きのこっているといわれている。海でもっぱら魚類(るい)をとり,海岸付近(ふきん)のアシ原に休み場をつくる。1965(昭和40)年5月特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)に指定。体長(たいちょう):70cm前後。(哺乳類(ほにゅうるい) ネコ目 イタチ科)