にほんじゅうけつきゅうちゅうびょう【日本住血吸虫病】 日本住血吸虫(じゅうけつきゅうちゅう)によっておこる風土病。カタヤマガイを中間宿主(しゅくしゅ)として皮膚(ひふ)から侵入(しんにゅう)し,感染(かんせん)した場所はかぶれをおこす。広島(ひろしま)県片山(かたやま)地方,山梨(やまなし)・佐賀(さが)県などに多い。成虫(せいちゅう)はヒトや家畜(かちく)の門脈(もんみゃく)にすみ,雌雄異体(しゆういたい)。診断(しんだん)には大便(だいべん)中の虫卵検出(ちゅうらんけんしゅつ)が最(もっと)も確実(かくじつ)である。