ニホンツキノワグマ 本州・四国にすむクマ。アジアクロクマ,ヒマラヤグマともいう。落葉樹(らくようじゅ)のある山林にすみ,一般(いっぱん)に夜行性(せい)である。雑食性(ざっしょくせい)で果実(かじつ)・木(き)の芽(め)・ハチの子・ザリガニ・昆虫(こんちゅう)・カニ・魚などを食べる。胆(たん)のうは「熊(くま)の胆(い)」として,昔から健胃剤(けんいざい)として珍重(ちんちょう)される。雄(おす)の体長(たいちょう):110〜180cm,尾長(びちょう):6〜11cm,体重:110〜150kg。分布(ぶんぷ):アジア東部,日本では本州・四国(九州では絶滅(ぜつめつ)したと考えられている)。(哺乳類(ほにゅうるい) ネコ目 クマ科)コーチヒマラヤグマの亜種(あしゅ)とされる。