*ニュートン(アイザック=) (1643〜1727)イギリスの物理学者・数学者。ケンブリッジ大学で数学を学び,23歳(さい)で学位(がくい)を取得(しゅとく)。光のスペクトル分析(ぶんせき),万有(ばんゆう)引力の法則(ほうそく),微分(びぶん)・積分法(せきぶんほう)を発見し,近代科学の基礎(きそ)をきずいた。ほかにニュートン式反射望遠鏡(はんしゃぼうえんきょう)を発明,これによって天文学はいちじるしく進歩した。また,光は波であるか粒子(りゅうし)であるかという問題で粒子説(りゅうしせつ)をとり,波動説(せつ)のホイヘンスと論争(ろんそう)したことも有名。主著(しゅちょ)に『プリンキピア』(自然哲学(しぜんてつがく)の数学的(すうがくてき)原理)がある。