にんそくよせば【人足寄場】 江戸(えど)時代,寛政(かんせい)の改革(かいかく)で幕府(ばくふ)が江戸(えど)石川島(いしかわじま)(東京(とうきょう)都中央(ちゅうおう)区)にもうけた浮浪(ふろう)人の収容所(しゅうようじょ)。刑期(けいき)を終えても引き取り人のない者や無宿(むしゅく)人を強制的(きょうせいてき)に収容(しゅうよう)し,大工・建具(たてぐ)・塗師(ぬし)・わら細工,川ざらえや橋・道路の普請(ふしん)などに従事(じゅうじ)させた。