ねおだにだんそう【根尾谷断層】 1891(明治(めいじ)24)年岐阜(ぎふ)・愛知(あいち)両県をおそったマグニチュード8.0の濃尾地震(のうびじしん)で生じた地震断層(じしんだんそう)。福井(ふくい)県野尻(のじり)から岐阜(ぎふ)県帷子(かたびら)まで,北北西から南南東方向に長さ100km以上(いじょう)におよぶ断層(だんそう)で,地盤(じばん)のずれは上下方向(北東側隆起(がわりゅうき))に6〜7m,水平方向には最大(さいだい)8mであった。この断層(だんそう)は現在(げんざい)も活動している活断層(かつだんそう)である。